カーブスが成功した3つの要因

カーブスは現在、全国で1500店舗出店しており、最も成功したフランチャイズの一つといえます。今日はどうしてカーブスが成功したのか?今後も成長の見込みはあるのか?についてお話したいと思います。

カーブス

1.ビジネスモデルが秀一であった

カーブスが成功した理由の一つ目は、ビジネスモデルの秀一さがあげられます。1キロメートル圏内にターゲット人口の中高年女性が1000人で出店しているとのことで、この人口でビジネスが成り立つというのは素晴らしく、羨ましくもあります。

 よくカーブスを見かけたますが、このような商圏、立地で成り立つことができるのかと感心していました。このような商圏・立地にあるビジネスといえば、コンビニや整骨院、パパママストアくらいしかありません。他のビジネスでは成立しないところで出店できているのが強みです。

秀一

2.時代のニーズにマッチしていた

2つ目の理由としては、日本の高齢化社会にうまくマッチしていたということがあげられます。ご存知のように日本は高齢化社会が問題になっています。この年代にあうビジネスが必要とされていました。また、医療費の増大も問題となっており、予防医学に基づく運動の大切さもクローズアップされていたのが大きいでしょう。

高齢者

3.適切な物件があった

3つ目の理由は、適切な物件があったということです。これは非常に大きく、1キロ圏内で1000人で成り立つビジネスモデルはあまりないのが現状で空きテナントが大量に出ていました。そうすると、物件も格安で借りることができ、ビジネスモデルとしては固定費の家賃が下げられたことも大きく、大量に出店することができたのです。

今後の成長余地はあるのか?

この3つの理由にあと1つ加えるとすると、営業時間が平日10:00-19:00、土曜日10:00-13:00、日曜日が休みということです。夜も遅くなく、日曜日も休める。社会的な意義もあるということで、優秀な女性スタッフを集めやすい環境ということです。これは、経営する側からすると非常に大きな利点となり、1のビジネスモデルの秀一さにつながるでしょう。

最後に、カーブスは今後成長の余地はあるのか?については、日経新聞に興味深い記事がありましたので、ご紹介します。

鳥取県大山町の事業の一環として今秋、町内に開業する。町の保健師による町民への紹介などを通じて、会員を増やす。
 同町の分庁舎を借りて、「カーブス大山町健康センター」の名称で開業する。近くに町役場やスーパーがある中心地にあり、同町は家賃の補助を検討する。数人のインストラクターを地元で雇用する。
 同社は半径1キロメートル以内に中高年女性が1000人いることなどを出店基準の1つにしている。町内で該当する場所はなく、収益が見込めないため、通常は出店が難しい。
 大山町では健康状態に問題がある人の自宅を保健師が定期的に訪問し、健康指導とともに体操教室などへの参加を促している。今後はカーブスについても紹介してもらい、中高年女性への認知度を高める。
 大山町の人口は約1万7000人で、女性はそのうち約9000人。高齢化率は30%を超えている。年々、医療費が上昇し、「財政を圧迫している」(同町担当者)。同町はカーブスの出店で、町民の健康意識を高めて医療費の増加に歯止めを掛けたい考えだ。
 
出展:日経新聞2015/3/12

つまり、カーブス本部としてもこれ以上の出店を続けるためにはさらに、商圏・立地タイプを開発しないといけないということです。1キロ圏内でターゲット人口1000人以下で成り立つモデルであれば、まだまだ出店は可能でしょう。

商圏と立地については、こちらの記事も参考になりますので、ご覧ください。
「商圏分析の方法(前編)」「商圏分析の方法(後編)」

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