シニアビジネスがうまくいかない理由

シニア層の金融資産をみてビジネスをしてはいけません

これからは高齢化社会の日本。お金も高齢者が持っているため、シニアをターゲットにビジネスをしていこう!という企業は多いわけです。豪華クルーズや九州の豪華列車「ななつ星」が人気というニュースを聞くと、やはりシニア層はお金を持っていてこの層をターゲットにすればビジネスはうまくいくだろうと考えがちですが、そう甘くはありません。

下のグラフは先日、テレビ東京でやっていた家系金融資産の保有比率のグラフですが、やはり60歳代、70歳以上で過半数を超えています。

金融資産

 シニアはお金を持っている。よし、チャンスだ!と思うのはこの金融資産を見ているわけです。しかし、ここに大きな間違いがあります。確かに金融資産は持っていますが、現時点でのキャッシュフローはどうでしょうか?株の配当や、不動産の収入を持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、その割合はわずかで、現役時と比べれば収入は落ちているはずです。

 つまり、資産はあるが現時点でのキャッシュ・フローの状況はあまりよくないのです。下のグラフは総務省統計局の「高齢者無給世帯の実収入及び実支出の推移」です。

高齢者無職世帯

こちらからのグラフをみても月々の収支は赤字となっており、日々資産を切り崩して生活しているのが伺えます。金融資産は膨大でも、キャッシュフローが赤字のため不安をかかえ生活しているのです。

シニア層は2つの財布を使い分けている

内閣府の「高齢者の日常生活に関する意識調査」によると、不安に感じることは、1.自分の健康や配偶者の健康 2.介護 3.生活のための収入 4.子どもや孫の将来 5.頼れる人がいなくなり一人きりになること となっています。
これらの不安を抱えて生活しているため、金融資産には手をつけずに日々節約して、備えています。
 ではどうして、豪華クルーズやななつ星は成功しているのでしょうか?節約しているのでしょ?とお思いのあなたも多いでしょう。人は節約はしますが、自分へのご褒美としても消費します。つまり、2つの財布を使い分けています。「節約する財布」と「ご褒美の財布」。これはどの世代も共通です。

豪華クルーズ

 日々の生活のためには、なるべくスーパーで安いものを買い、ビールを第三のビールにして節約して、自分へのご褒美として豪華クルーズで使うわけです。
 あなたのビジネスがこの「節約する財布」か「ご褒美の財布」どちらになるかが、シニアビジネスを成功させる鍵となるわけです。

 シニアビジネスでうまくいっていないところは、消費者から「節約する財布」のビジネスとして認識され価格競争におちいってしまっているケースが多くみられます。ぜひ、あなたのシニアビジネスもどちらの財布なのか検討してみてください。

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One Response to “シニアビジネスがうまくいかない理由”

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